JTG Labとは
About JTG Lab
日本の製造業の強みである品質検査。その高品質を支えているのが目視による外観検査です。
現状の目視検査は検査員不足や品質判定のバラツキ、生産量増加への対応など様々な課題を抱えています。
そのため、カメラによって得られた画像を用いるルールベース検査が自動化へのアプローチとして採用されてきましたが、
近年ルールベース検査では設定が難しい判断基準をAIが学習によって実現し、注目を浴びています。
では、AIによる自動外観検査を実現するにはどのようなステップがあるのでしょうか。
目視検査の目（カメラ・照明）、判断する頭脳（AI）、不良品を取り分ける手（装置）のそれぞれに対して検討・検証を行い装置化していきます。
しかし、これらは得意な分野ごとに分業されているのが実態で、全体を取りまとめることができないというユーザー様のお悩みの声をよく耳にいたします。
お客様のお声
- ウチの製品はAIで検査できるの？
- 撮影が難しそうな製品だけど大丈夫？
- 画像は持っているからAIを試してみたい
- 設備導入予定のラインにカメラや照明を取り付けて検証できる？
このようなお困りごとがあれば、JTG Labにご相談ください！
我々はこれまでのAI外観検査のご提案の経験をもとに、この度「JTG Lab」を開設いたしました。
JTG LabではAI外観検査自動化の判断の前提となる「撮像検証」と、画像を用いて実際にAI学習を行い、良否判定の基準をAIが学習可能か検証する「AI学習検証」を提供いたします。
ご要望に応じて、これらの検証後には全自動や半自動などの設備一式としてのご提案も可能です。
検証内容
Verification details
撮像検証
各種産業用カメラ・照明を準備しており、検査対象製品や検出したい不良を画像に捉えることが可能か検証します。
事前にお伺いした製品・不良をAIが学習・判断しやすいように撮像する環境の確認を行います。
AI学習検証
撮像検証によって得られた画像、またはお客様が既にお持ちの画像を使用してAIに学習させることにより、
AIが正常/不良の特徴を学習し、正しい判定ができるか検証します。
この検証ではAI判定の精度を上げることよりも、精度向上に向けて課題となることを洗い出すことを目的としています。
既設設備での検証
通常は机上で対象製品の撮像検証を実施しますが、製品によっては既存の生産ラインの中でなければ撮像できない製品もあります。
そのような場合は、実際の生産ライン内で撮像可能な場所にカメラ・照明を設置して検証を行います。
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JTG Lab外観
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JTG Lab内部
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カメラ・照明機器
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撮像検証用回転台
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暗室BOX
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撮像検証用機器
(JTGムジンダー) -
撮像検証用機器
(ムジンダーJr.)
撮像・AI検証のフロー
Frow
まずは外観検査の自動化をご検討いただいている対象製品や検出したい不良についての概要をお聞かせください。
ご要望に応じて、対象製品をお預かりして机上での撮像検討から、既設設備内にカメラ・照明を仮設置した本格的な検証まで幅広く対応しております。
検証内容に応じて無償～費用をご負担いただいての検証まで、ご要望に応じたご提案をさせていただきます。
※AI学習検証にあたり正常品・不良品のサンプルが一定数必要となります。
メッセージ
Message
JTG Lab 松永 神鷹
製造業界の持続可能な未来へ
製造業の現場で行われている目視検査を自動化するための入り口にある、撮像とAI検証を専門に行うJTG Labを設立しました。
近年、目視検査を巡る人手不足、品質のバラツキといった課題への解決策として、画像を用いた自動検査装置が製造業の現場に広く認知され、AIへの関心も高まっています。導入に向けた第一歩にあるのが、対象製品や不良を画像に写し出すことが可能か、また画像からAIが不良を検出することの可否を検証することにあります。
この度開設したJTG Labでは、対象製品や不良に合わせた撮像環境の検討や、AIによる不良の検出可否の検証に特化したサービスを提供します。
また、私たちは検証にとどまらず、製造業の皆様の品質検査の自動化を実現するため、撮像・AI検証の結果を基にした自動検査装置のご提案も行っております。
目視検査でお悩みをお持ちの方は、是非JTG Labにお問合せください。
JTG Labは従来の目視検査に新たな価値をもたらし、製造業界の皆様が持続可能な未来へ向かう一歩に貢献します。
Youtubeチャンネル
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「JTG Labのやってみよう！」を公開中です。
AIでどのようなものを検出することができるのか？など様々な実験を公開していきます。
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